レントゲン室

運動器リハビリテーション について

当院では、医師の指示に基づき、痛みや痺れ、関節可動域の制限や、筋力の低下、姿勢や身体の動かし方、さらにはスポーツ障害などに対し「運動療法」や「物理療法」など理学療法士が患者様ひとりひとりに最適な治療を提供していきます。

他院との大きな違いとして、リハビリ室にも超音波診断装置(エコー)を1台設置し、患部の状態をエコー画像で評価・確認しながらリハビリを行っています。

現在3名の理学療法士が在籍しており、予約担当制にてリハビリテーションを行っています。

運動器リハビリテーションの対象者

  • 肩こり、腰痛、頸部痛、五十肩、膝痛、関節痛、腱鞘炎などの痛みの改善を望む方
  • 骨折、捻挫、靭帯損傷、脱臼後のリハビリテーションを必要とする方
  • 他院にて手術を行い、その後のリハビリテーションを希望される方
  • バレーボール、テニス、野球、ゴルフ、ランニングなどのスポーツにより肩、肘、膝、足などを痛めてしまった方
  • 高齢の方で病気や転倒をきっかけに歩行、運動能力が低下してしまった方
  • 学校の検診で側弯など指摘を受けたお子さん、成長期に伴う関節の痛みのあるお子さん
  • その他、運動機能や姿勢の改善を必要とされる方

運動器リハビリテーションの流れ

①医師の診断の下、リハビリ適応患者様に対してリハビリを開始いた  
 します。

「問診」お困りの症状を丁寧に問診し、症状の状態を確認します。

「評価」疾患に合わせ全身的に評価を行います。

「治療・再評価」問診や評価の結果に基づいた治療を実施し、効果
   判定のため再評価します。

「ホームエクササイズの指導」治療の効果を持続させるため個々の
   患者様に合わせた運動をお伝えします。

運動療法

運動療法とは「身体を動かすこと」を治療手段として用いることで、症状の軽減や機能の回復を目指す療法のことです。(関節可動域訓練、筋力増強運動、歩行訓練、バランス機能向上運動などが含まれます)

痛みがあったり、動きにくくなった身体をできるだけスムーズにさせていくというのは容易ではありませんが、これらのプログラムを理学療法士がサポートしながら、患者様の年齢や性別、症状に応じた運動療法を個別にメニューを作成して提供します。

併せて、自宅でも機能を維持できるよう、ホームエクササイズの指導も行います。

物理療法

物理療法とは、電気や光線や超音波、温水・冷水の熱などの 物理的なエネルギーを利用し、治療をするものです。

痛みの緩和、リラクゼーション、 むくみ・循環の改善、骨折治癒促進 など

物理療法機器を用いて、疼痛の改善や機能の向上を図っていきます。


エコー(超音波診断装置)

当院ではリハビリ室にもエコーを1台設置し、セラピストが患部の炎症の状態や組織の動き、痛みを発している部位の同定など、リハビリの指標として積極的にエコーを活用しています。