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院長ブログ
2025/03/24
News,院長ブログ,コラム
デスクワーク疲れが限界?肩・首の痛みを和らげる簡単ケア

要約

長時間のデスクワークで、肩や首のこり、眼精疲労、頭痛に悩んでいませんか?同じ姿勢を続けることで血流が滞り、筋肉が硬直しやすくなります。 特に、パソコン作業やスマホの使用が増えると「巻き肩」や「ストレートネック」といった姿勢の乱れが原因で、さらに痛みを悪化させることも。 本記事では、デスクワークによる肩・首の痛みの原因を解説し、簡単にできるケア方法を紹介します。

目次

1. デスクワークが肩・首の痛みを引き起こす理由

デスクワークをしていると、気づかないうちに前のめりの姿勢や猫背になりがちです。この姿勢が続くことで、肩や首に大きな負担がかかります。

前傾姿勢による負担の増加
 
パソコン作業やスマホを使っていると、頭が前に出る姿勢になりやすく、首や肩の筋肉が緊張します。頭の重さは約5kg〜6kgもあるため、前に傾くほど首への負荷が増え、ストレートネック(スマホ首)の原因にもなります。

血行不良による筋肉の硬直
長時間同じ姿勢を続けると、首や肩周りの筋肉が固まり、血行が悪くなります。その結果、肩こりや首の痛み、眼精疲労、頭痛などが引き起こされやすくなります。

腕や肩の位置が悪いことによる筋肉の緊張
デスクワークでは腕を前に出した状態が続くため、肩が前に巻き込まれる「巻き肩」になりやすくなります。この状態が続くと、肩甲骨の動きが悪くなり、肩こりや背中の痛みを引き起こす原因となります。

2. 放置するとどうなる?慢性的な肩こり・首の痛みのリスク

デスクワークによる肩や首の痛みを放置すると、慢性的な痛みに発展する可能性があります。

  • 頭痛やめまいが頻繁に起こる

  • 腕や指先がしびれることがある
  • 首や肩を回すとゴリゴリ音がする
  • 肩の痛みが強くなり、腕が上がりにくい

このような症状が出た場合は、筋肉や関節に炎症が起きている可能性もあるため、早めのケアが重要です。

3. 肩・首の負担を軽減するためのデスク環境の整え方

デスクワークの負担を減らすには、正しい姿勢を保ちやすい環境づくりが大切です。

モニターの高さを目線と同じ位置に
パソコン画面が低いと、自然と前傾姿勢になってしまいます。モニターの高さを調整し、目線と同じ高さにすると、首への負担を軽減できます。

椅子の高さを調整し、正しい姿勢をキープ

  • 足裏が床にしっかりつく高さに調整
  • 膝の角度は90度を意識
  • 腰と背中にクッションを当て、自然なS字カーブを保つ

キーボードとマウスの位置を適切に
肘の角度が90度になるようにキーボードやマウスを配置すると、肩や腕の負担を軽減できます。

4. デスクワーク中や仕事後にできる簡単ストレッチ&セルフケア

肩や首のこりを解消するためには、こまめなストレッチが有効です。

デスクでできる簡単ストレッチ

首のストレッチ(各10秒キープ)

  • 頭をゆっくり左右に倒して、首筋を伸ばす
  • 頭を斜め前に倒し、首の後ろ側を伸ばす

肩甲骨ストレッチ(10回繰り返す)

  • 両肩をグッと持ち上げて、ストンと落とす
  • 肩甲骨を寄せるように腕を後ろで組んで伸ばす
仕事終わりにおすすめのセルフケア

温めて血流を改善
お風呂や蒸しタオルで首・肩を温めると、血流が改善し筋肉がほぐれます。

フォームローラーやテニスボールで筋膜リリース
背中や肩甲骨の下にボールを置き、ゆっくりと圧をかけると筋肉がほぐれやすくなります。

5. まとめ

デスクワークによる肩や首の痛みは、長時間の姿勢の悪さや血行不良が主な原因です。

デスクワーク中の負担を軽減するポイント

  • モニターの高さを目線と同じ位置に調整
  • 椅子の高さを調整し、正しい姿勢を意識
  • こまめにストレッチを取り入れる
  • 仕事終わりに温めたり、マッサージでケアをする

長時間のデスクワークで疲れがたまっている方は、簡単なケアを取り入れて、首や肩の痛みを予防しましょう。


この記事の著者

廣野 大介

こうの整形外科・漢方クリニック 院長

廣野 大介(こうの だいすけ)プロフィール詳細はこちら

日本整形外科学会 整形外科専門医

日本東洋医学会 専攻医

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