第1章:リウマチは、いきなり強くは始まらない
リウマチというと、関節が大きく腫れて変形するイメージがあるかもしれませんが、実際にはそれほど劇的には始まりません。
- 朝、手がこわばる感じがする
- グーが握りづらい
- 指輪が以前よりきつく感じる
こうした日常生活の中の小さな変化から始まることが多いため、見逃されやすいのが特徴です。
第2章:朝のこわばりはヒントになる
リウマチ初期の代表的な症状に「朝のこわばり」があります。起きてすぐは動きづらく、動かしているとだんだんほぐれてくる状態です。特に以下の特徴がある場合は注意が必要です。
- 両手に同じような違和感がある(左右対称)
- こわばりが30分以上続く
- 指の関節が少し腫れているように見える
これらが何日も続くなら、冷えや疲れと片付けず、一度確認してみる価値があります。
第3章:更年期と区別がつきにくいこともある
女性の場合、ホルモンバランスの変化(更年期症状)によっても指の関節の痛みやこわばりが出ることがあります。「更年期かなと思っていたらリウマチだった」というケースも珍しくありません。自己判断は難しいため、「違っていれば安心」という気持ちで受診することをお勧めします。
第4章:整形外科で何をするのか
整形外科では、関節の腫れや動きを確認し、必要に応じて血液検査で炎症数値などをチェックします。もし初期のリウマチであれば、早い段階での治療開始が関節へのダメージを最小限に抑える鍵となります。
- 定期的に状態を確認し、波を見極める
- 必要に応じて最適な調整を行う
- 炎症が再燃しないよう管理していく
“通院”というよりは、将来の自由な動きを守るための“管理”という感覚が近いかもしれません。
第5章:まとめ|違和感の段階で動くこと
リウマチは強い痛みが出てからではなく、違和感の段階で向き合うことでその後の経過が大きく変わります。
- 朝のこわばりが続く
- 指の違和感が消えない
- 両手に同じような症状がある
体の小さな変化を、年齢や疲れのせいだけにしないこと。「早く相談してよかった」と思える選択が、数年後の元気な関節を守ることにつながります。
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