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院長ブログ
2024/08/09
News,院長ブログ,コラム
腰痛と仕事の関連性 デスクワークや立ち仕事など、仕事による腰痛の予防と対策
多くの人が経験する腰痛は、仕事によって引き起こされることも少なくありません。
特に、デスクワークや立ち仕事は、腰に負担がかかりやすく、腰痛の原因となりやすいと言われています。
在宅ワークなどが増えると必然的にデスクに座っている時間が伸びると言われています。

仕事による腰痛の原因
仕事による腰痛の原因は、主に以下の3つが挙げられます。

①同じ姿勢を長時間続ける:デスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢を長時間続けると、腰周りの筋肉が緊張し、血行が悪くなります。
②負担のかかる姿勢で作業する:パソコン作業や重い荷物を持つなど、不自然な姿勢で作業すると、腰に負担がかかります。
③慢性的な運動不足:運動不足になると、腰周りの筋肉が弱くなり、腰を支える力が弱くなります。

仕事による腰痛の予防と対策
仕事による腰痛を予防するためには、以下の対策が有効です。

①姿勢
・座っているときは、背筋を伸ばし、膝を90度程度に曲げて座る。
・立っているときは、背筋を伸ばし、肩の力を抜く。
・30分に1回程度は立ち上がり、軽いストレッチをする。

②運動
・週に3~5回、30分程度程度のウォーキングや水泳などを行う。
・腹筋や背筋を鍛えるトレーニングを行う。
 
③その他
・適度な体重を維持する。
・ストレスを溜めない。
・自分に合った椅子や机を使用する。
・腰痛を感じたら、早めに整形外科を受診する。


デスクワーク
デスクワークによる腰痛を予防するためには、以下の点に注意しましょう。
・パソコン画面は目の高さに調整する。
・キーボードは手首が疲れない高さに調整する。
・椅子の座面は、太ももが床と平行になるように調整する。
・1時間に1回程度は立ち上がり、軽いストレッチをする。

立ち仕事
立ち仕事による腰痛を予防するためには、以下の点に注意しましょう。
・適度な休憩を取る。
・疲れを感じたら、座って休憩する。
・クッション性の高い靴を履く。
・腰痛ベルトを使用する。

まとめ
仕事による腰痛は、日頃の予防と対策が大切です。
デスクワークなどはタイマー設定などを行い立ち上がりストレッチなど率先しておこなっていきましょう。
上記の対策を実践することで、腰痛を予防し、健康的な生活を送りましょう。


この記事の著者

廣野 大介

こうの整形外科・漢方クリニック 院長

廣野 大介(こうの だいすけ)プロフィール詳細はこちら

日本整形外科学会 整形外科専門医

日本東洋医学会 専攻医



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